介護リフォーム:住宅改修事例5 ~すべり止め工事及び床材の変更~

家の中には滑ったり、転んだりする危険性のある場所がたくさんあります。家庭内の事故防止のためにもなる滑り止め工事、床材の変更工事も行っています。 |
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1. すべり止め工事 居室の床材変更

畳敷きからフローリング床材やビニール系床材への変更が介護保険の対象になります。 | ||
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畳の上にグリーンのカーペットを敷いて車イスを使っていた部屋の改修前後の写真です。車椅子の使用にも耐えられる強いフローリングを使っています。 | ||
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こちらのお宅でも車イスでの生活になったため、床材をフローリングに変更することになりました。同時に廊下との段差解消も行いました。こちらのお宅では介護保険の対象外工事ですが、床暖房も設置しています。寒い日にも足元から暖かくなるのでとても心地よいと後日お聞きしました。 |
2. すべり止め工事 浴室の床材の変更

滑りやすかった浴室の床タイルをすべりにくいノンスリップタイルへ変更。同時に入口の段差も改修しています。 | |||
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“ノンスリップタイル”は表面に小さな突起が無数にあるタイル。すり足歩行でもつまづきにくい突起の高さを追及したスロープ床タイルなので、濡れた床面でも安心です。 |
3. すべり止め工事 外部通路の変更1

すり足歩行でつまづいてしまう飛び石を撤去して、コンクリート舗装に改修しました。 | |||
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コンクリートの表面も滑りにくい仕上にしています。 |
4. すべり止め工事 外部通路の変更2

アプローチを階段からスロープに変更し、手摺も取り付けました。 | ||||
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階段では体調の良い時でも一苦労されていたそうですが、スロープに改修してからは手摺を伝いながら一人で移動出来るようになったそうです。大変だった外出時の介助も楽になり、家族やケアスタッフの方も助かっています。 |
3. すべり止め工事 階段のすべり防止

階段の先にノンスリップを取り付けたり、すべり止め用の溝を掘ることですべりにくく安全に上り下り出来る様になります。その他、じゅうたん貼りやコルク貼りにすることも介護保険住宅改修の対象になります。 | ||||
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じゅうたんを貼ってノンスリップを取り付けた例。 | ||||
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![]() (階段降り口より下を見て) |
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こちらのお宅では、一段目と最下段のノンスリップは目立つように赤色にしています。既設のじゅうたんはすれていましたので、新しいものに貼り替えました。 |
広島県福山市 リニューアル仁の介護保険住宅改修への取り組み方

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“会話”を大切にして、住宅改修工事の打合せを行っています。 | ||||||
伝わりやすい言葉で、ゆっくり丁寧にお話させていただいています。おじいちゃん、おばあちゃんから大切なことを教わることも沢山あります。これからも、もっともっと多くの方の日常生活が豊かなものになるようなお手伝いをしていきたいと思っています。 |