当社社長川口と共通の趣味でお知り合いだったK様。
Ｋ様は、古民家住宅を中古物件で購入され、器用なご主人が壁を塗ったり屋根を直したりと、セルフリフォームしながらお住まいでした。この度、思い切ってキッチンを使い勝手の良い対面式のキッチンにリフォームしたい、とご相談を受けました。「本格的なリフォームをプロにお願いするなら、ぜひ川口さんに！」と信頼を寄せてくださり、工事に至りました。

小さく仕切られた部屋がたくさんあるK様邸。
部屋はたくさんあっても、嫁いだ娘さんやお孫さんが来られた時には結局みんなキッチンに集まるとの事。
リフォーム前のキッチンは北向きで昼間でも電気がいるほど暗い点も改善したいとのご希望でした。

畳を上げて床下を確認したり、直接床にもぐって床組の状態や腐れや問題がないか確認しました。

リフォーム後の床には無垢材を希望されていたK様。
実物のカットサンプルを持参して、素材や硬さ、色を比べた上で選んでいただきました。

工事決定から着工までの間には、K様のご期待に沿えるよう丁寧に打ち合わせを重ねました。図面やイメージ図、断面や展開図など出来るだけ完成後がイメージできるようにご提案をし、金額面に関しても精査しながらご希望の金額に合うように調整していきました。
構造上抜けない柱の見え方や、壁を抜いたリフォーム後のイメージも確認していただきました。

奥の4.5畳の和室に使われていた天井板は社長川口が加工を施し素敵なリビングの腰板に生まれ変わりました。

既存の建具（引き戸）も調整して別の箇所へ再利用します。

K様が選ばれた、対面式のシステムキッチンが入り、ご家族が集えるゆったり空間ができあがりました。
収納力もバッチリで、キッチン前面の同系色のつやのあるパネルを採用したことで、見た目の奥行きが出て『広く見えるようになって良かったね』と娘さんから好評だったそうです。広々と過ごせる新たなダイニングキッチンに生まれ変わり、K様もとても喜んでくださいました。床はナラの無垢フローリング仕上げを選んでいます。

K様が選んだキッチンのシンクはアイランドタイプで、作業台が足りませんでした。
そこで、既製品のキッチンの色や高さに合わせた作業台を造作し塗装仕上げの上、組み込みました。
天板は見た目もキレイで水にも強い1ミリ厚のステンレス。可動棚も組み込み、使い勝手もバッチリです！

リビングから続く、既存の和室の小上がりはリビングダイニングと一体感が出て、のんびりくつろいでいただけますね。
構造上外せない柱はヒノキ材で囲って仕上げています。

工事完了時には弊社スタッフで心を込めて丁寧に掃除・ワックス掛けをして、Ｋ様にお引き渡しさせていたしました。

アイデアマンのＫ様の知恵で、パイプで高さを調整
された椅子も、とても良い座り心地でした♪

K様から工事後の感想を寄せて頂きました！