福山市駅家町K様邸便所改修介護保険対象工事

介護保険リフォーム概要

リフォーム期間  2013.03現地調査  2013.04着工・完工(4日間)

リフォーム内容  小便器撤去・間仕切り壁撤去・段差解消・間口を広げる工事 他

工事のきっかけ

    K様は変形性膝関節症のため膝の痛みが強く歩行ができなくなってきました。

   移動時は車椅子を使用しておりトイレへ 行く際は娘さんが介助をされています。

便所内は小便器がや袖壁があるため 動きづらく便器の向きも使いづらく 困っておられました。

    使わなくなった小便器や、便所内の壁があり、

       車椅子での使用はとても困難でした。

       便所の入口には6センチもの段差があり

        車椅子で安全に入ることが出来ません。

             〈扉の袖壁を取り、開口幅を広げる〉

 車椅子での移動であること、自走でなく介助が必要な方であることを考慮し、

      80センチの開口幅が確保できる開き戸をご提案しました。

アコーディオン扉も検討しましたが、たたみ代が出ると車椅子での出入りが難しく

なるため不採用としました。K様の場合、介助者もつくため、開き戸を開けてもらい

      便所内へ移動することが可能となることを考慮しました。

            〈小便器と袖壁を撤去し、便器の向きを変える〉

奥まった位置にあった便器の向きを変え、車椅子での移動と介助がしやすい位置にします。

K様邸工事中の様子

         

   工事日数や費用を抑えるために壁や天井は

   最小限の工事となるようにご提案しました。

 職人さんが出入りする期間が長いとお客様の負担も

          大きくなってしまいます。

 出来るだけ短期間での工事となるよう調整しました

壁、天井は壁の付いていた部分のみの改修です

  既存の便器類を外して、床を解体します。

   使える部分は活かして再利用します。

 便器を移設するための、給排水工事も行いました。

                  段取り良く進めます。

      袖壁のあった部分の補修も終わりました。

    床の下地の上にCFシートを貼って仕上げます。

入口の扉は袖壁を撤去し、下がり壁の部分を作ります。

   新しい扉は、この幅いっぱいのものを作ります。


K様邸トイレ工事の完成です!!

スッキリと使いやすい空間になりました。 

 器具は既存のものを再利用しています。

 新しくオーダーした扉を付け開口幅を確保した開き戸。

   80センチの開口幅を確保出来るようにしました。

         

 廊下から便所まで、段差なく移動できるようになりました。

   一般的に介助者つきの車椅子で移動する場合

80センチ以上必要と言われている基準もクリアしています。


様邸住宅改修担当スタッフより

 扉の開口を広くし、トイレ内の袖壁や小便器を撤去することでトイレの中がとても広くなり娘さんも介助しやすくなったととても喜んで頂けました!

 便器は手すり側に寄せて、設置し手すりが使いやすいようにしています。扉は広い開口をそのまま活かせるように開き戸を取付けました。

 出入口前にあった段差も解消されたので車椅子での移動もスムーズにしていただけています!!